留学では、旅行とは違って海外で生活を致します。 そして多くの方がホームステイを利用して、生活するのですが、このホームステイの良し悪しが留学全体の良し悪しに非常に大きく関わってきます。 ホームステイファミリーのアレンジは、できるだけ生徒さんのご希望に合うようにセッティングされますが、人と人との相性がございますので、あるホームステイがAさんにはぴったりで、Bさんにはあまり不向きだという事があります。 しかしながら、ホームステイファミリーと上手く生活し留学を楽しんだ方と、ホームステイで成功しなかった人を比べると明らかな違いがあります。 失敗した多くの人の原因として、ホームステイファミリーに問題があるのではなく、滞在をする学生さんの方に誤解や文化の違いに対して適応できなかったことなどが挙げられます。 私たち日本人家庭とは文化の異なる北米社会の中で暮らすわけですから、その異文化を理解するようにすれば、楽しいホームステイ生活が待っています。また、カナダは世界中から移民される方が多く、カナダに移った後でも独自の文化を維持する“モザイクカルチャー”です。 その辺りも、出発前に頭に入れておきましょう。 正当な理由を述べて好き嫌いを伝える。 特に食べ物やアレルギーなどがある場合は、ちゃんと伝えることが重要です。 自分の性格を話す。 ホームステイファミリーも他の国から全く知らない人が来るわけですから、自分がどのような人かを話すことによって安心され、より親密な関係を築けます。 自分の国のことを紹介する。 相手のことを聞くばかりではなくて、自分からも喋るようにすることが良いでしょう。その際、自分の国のことを紹介するのは、異文化に興味を持っているホストファミリーにとっても嬉しいことです。 積極的にホームステイファミリーの行事に参加する。 一緒に生活するのですから、“家族”としてホームステイファミリーと関わりたいものです。 自分が困っていることを相談する。 北米の社会では、自分の悩みを気軽に他人に相談する傾向があります。英語の勉強で困っていることや、ホームシックなどになりそうな時は迷わず相談しましょう。 悩みを話すことによって、相手にも自分のことを信頼してくれていると感じてもらえ、お互いの関係もより親密になるのではないでしょうか。 正当な理由があり、ホームステイを変更したいときは遠慮しない。 色々なことをしてもやっぱり自分が生活する上で困ったホームステイの場合は、我慢する必要はありません。現地ホームステイコーディネーターに相談して、正当な理由を話しましょう。 →留学で起きやすい危険 3へ |
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