中学生・高校生の段階から留学する、という選択肢があります。
しかもカナダで取得した30単位は日本の高校でも互換できるため、留年することなしに卒業できるのです。多感な時期を海外で過ごされたという経験は、何ものにも替えがたい貴重な財産となって、将来に生きてくるでしょう。 ただ、気をつけていただきたいことがあります。
それは、「なぜ留学するのか」を、実際に行く前に改めて確認していただきたい、ということなのです。

◎10代で留学する、ということ

中学・高校生の間に海外で勉強し人格形成をする、ということを成し遂げることは、非常に貴重な体験です。
しかし実際には、途中で挫折してしまう方も決して少なくないのです。ホームシック、環境変化によるストレスなど理由はさまざまですが、言葉も文化もまったく異なる人々の中で長期間過ごす以上、まったくストレスを感じないという生徒はいないといってもいいでしょう。
問題は、そのストレスに打ち勝つよりどころがあるかどうか、ということ。そのよりどころの最大のものは、「留学に対する決意」なのです。

「何となくかっこいいと感じたから」という安直な理由で留学を志望する人がいますが、現地で精神的な試練を迎えたとき、彼らがそれを乗り越えられるかどうかは微妙です。当方は高校留学の効果について多くの事例を知っていますが、敢えてここで「なぜ留学するのか」ということを今一度考えていただきたい、と思います。

留学生

流暢な英語をしゃべるということが留学の目的なのではありません。英語という手段を使って、相手に意思を伝えることこそが、国際社会では求められているのです。片言の英語を使ってでもビッグビジネスはできます。逆に、流暢な英語をしゃべるだけで主張するべきものが何もなかったら、お喋りをする以上のことはできないでしょう。これは日本語でも同じことです。
大事なのは自分自身の意見を持ち、それを相手に問いかけることなのです。それは単に言葉がしゃべれるというだけにとどまらず、議論の展開の仕方や基礎的な学術知識など、多くの素養を身につけて初めて可能になります。留学で得られる最大の成長の一つは、英語力というよりは、この「文化的背景の異なる人々と意思疎通をする」という力を身につけることだと言えるでしょう。
そして、その能力を身につけるには、異文化の中で生活し、自ら他の人々に語りかけていく努力が必要です。それは、決して簡単なことではないのです。

◎制度と経費
◆留年しなくても留学できる…高校1年からの私費留学
学校長の判断・承認をて、留学することを許可された生徒については、外国の高等学校における履修を(日本の)高等学校における履修とみなし、36単位を超えない範囲で取得単位の認定が可能となります。
このため、例えば高校1年生の2学期から留学し、1年後に帰国、そのまま高校2年生の2学期から復帰できます。
帰国後、留学先の学校での履修に関する証明書や成績証明書などを日本の在籍校に提出することが必要であり、在籍する学校によって履修条件は異なります。

◆現地の教育委員会と提携
ヒラタ・アンド・アソシエイツではカナダ・ブリティッシュコロンビア州内の教育委員会と連携し、高校留学の信頼できるルートを確保しております。

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